2018.11.17規則・マナー
いたずら? ~ガラスを割られました
これから年末年始に向けて増えてくるのが、いわゆる「警察沙汰」となる事案です。
毎年のことですが、必ず何度かはお巡りさんに出動願う事態が発生します。
テナントビルで特に多いのは、不法侵入・窃盗、それに伴うガラスの損壊でしょうか。
「暮れになると変な人(輩)が増えるので、気を付けなさい」...と、
言われたことがあるかと思います。
飲む機会が増えるので、酔っ払いが増えるのは分かります。
年末年始はお金も動くので、それを狙う犯罪も増加するといったところでしょうか。
管理している各テナントビルでも、これまで何度も警察に届出る事案が発生してますが、
やはり年末年始は他の月よりも多い傾向です。
住居と違って、退店後は無人になるのも判ってますし、
年末年始は長期休業する業種もありますから狙われやすいのでしょうね。
テレビでも「警察〇〇時」「逮捕の瞬間!」なんていう番組が、年末にかけて増えますよね。
ベテランの警察官が、理不尽な相手にも「切れることなく冷静に」対応する姿は、
仕事上も大変勉強になります。(結構見てます。)
そんな年末にはまだ早いのですが、
管理しているビルでガラスを割られる事案が発生しました。
詳細は伏せさせていただきますが、
路面店舗の通用口上部にある「明り取り窓」が夜間に割られました。
侵入目的でないことは明らかですが、いたずらにしてはひどいものです。
建物に係る部分で、テナントさんの過失によるものでもないため、
修理の費用はオーナー様の負担になってしまいます。
...が、こんな時に思い出していただきたいのがオーナー様加入の損害保険。
過去にも各ビルで、ガラスが「割れたり」「割られたり」したケースは多々ありましたが、
大抵保険でまかなわれてます。(中には修理代が100万を超えたケースもありました。)
保険請求の際、保険会社から提出を求められるのは「被害状況の写真」と「修理の見積書」。
また、今回のように犯罪がらみと思われる場合は、必ず警察に届けていただくことも必要です。
今回は、テナントさんが被害時の写真を撮った上で、
速やかに警察へ届けていただいたおかげで、保険の請求もスムーズでした。
ちなみに警察から証明書などは発行されませんが、「受理番号」なるものを教えてくれます。
そして保険会社からは、その「受理番号」を聞かれます。
割れたままにも出来ないので、先行で修理完了。
その後、保険の請求も問題無く通ったそうです。
これから警察のお世話になることが、増えないことを祈ります。