2019.02.02規則・マナー
行政による違法駐輪・放置自転車対策
自転車・バイクの駐輪問題は、ビル管理上、避けて通れないところです。
テナントビルの場合は、不特定多数の来店客もあるわけで、
それにつけ込んでビルには寄らずに駐輪だけするケースも無くなりません。
お陰で、テナントのお客さんが停められないなんでこともよくあります。
駐輪問題については、これまでにも何度か書いてきました。(関連記事にリンク①、②)
『ビルの美観』の維持管理上、「ゴミ・吸殻のポイ捨て」と並ぶ永遠の課題です。
同じく『道路』を維持管理している役所にとっても、同様なのだと思います。
本日は、そんな行政による対処のおかげで、ビル側も助かっているという話です。
場所は東京のM市で、繁華街にある管理ビルでのこと。
大きな商店街に面していて、テナントさんは大型遊戯施設です。
ビルの脇は車も通る路地なのですが、道路上とそれに沿ったビル敷地内は、以前は駐輪し放題の状況でした。
それが数年前から、道路に役所がコーンを設置するようになって駐輪は激減。
※三角コーン・ロープの向こう側がビル敷地です。
立地上たまたまということもありますが、ビル側としては大変助かっています。
そして、たまに発生するのが三角コーンの破損。
これまでにも巡回時に何度か発見してますが、
そんな時は速やかに役所の担当部署へ連絡をしてあげます。
すると数日内には現地を確認し、新しいものに交換。
これを管理会社がやるとなると、それなりに労力が要りますので、
非常にありがたい話です。
他に行政の力を借りられそうなビルは無いかと思い起こしてみましたが、
そんなにおいしいケースはありません。
このビルが稀なのでしょうね。