2018.06.23設備
2日連続の排水管詰まり~1日目
水回りのネタが続きます。
賃貸管理上、設備面では最もトラブルになりやすい部分なので、致し方ないところです...。
賃貸マンションの排水管にトラブル発生し、少々長引きそうな感じです。
前回、前々回(各関連記事へリンク)に続き3回連続の水回りネタです。
今回発生したのは「排水管の詰まり」です。
問題が起きたのはY市のテナントビルで、
1~2階が店舗、3~5階が賃貸マンションとオーナー様住居になっています。
3階にお住まいの方から、
「トイレの流れが悪く、流すと風呂の排水口から汚水があふれてくる」と連絡がありました。
実はこのお部屋、以前にも同様の詰まりが発生したことがあり、
その時の調査で、「構造上の問題」により詰まりやすいということは把握してます。
その問題というのは、ビルの排水本管までの距離が長いことと、
途中狭い箇所を通すために排水管を複雑に曲げている箇所があるということです。
記録を調べると、前回の発生から約6年経った今年の3月に詰まりが発生。
夜間であったこともあり、お客様手配の緊急対応業者にて改修をしています。
最近になって詰まりが頻発しているので、「流せる〇〇〇シート」の疑い(関連記事にリンク)もあります。
取り敢えず、現地にて連絡した業者さんと合流。すでに高圧洗浄の準備をしています。
私は6年前は立会っていないのですが、業者の担当の方は6年前にも来られた方でした。
こちらの業者さんは、このビルの建築施工にも関っており、ビルのことはよく把握されてます。
ちなみに6年前は、トイレタンクの水流量を増やす調整をし様子を見ることにしてました。
ここ6年間は何事もなかったので、ある程度有効だったとは思います。
お部屋を訪問し、水回りを確認。
怪しそうな「〇〇シート」は見当たらず、入居者さんに話を聞いても誤って何かを流したのではなさそうです。
それどころか、トイレットペーパーをはじめ、色々と気を使ってご使用いただいてました。
トイレの水を流してみると、確かにあふれてきそうな感じです。
洗面所を挟んで反対側の浴室では、排水口から逆流してくるのが確認出来ました。
お客さんの話によると、3月の時は、詰まり箇所をワイヤーブラシで突いて通るようにしただけだったようです。
業者さん曰く、高圧洗浄と違って、汚れなど取り切れない場合が多いとのこと。
今回、高圧洗浄で無事解決となりますでしょうか。(...タイトルからお察しください。続きます。)