2018.08.18設備
海外製の水栓不具合
管理物件でビル設備に不具合が発生し点検・修理が必要な場合、
先ずは製造メーカーのサポートセンターなどに連絡、依頼をするケースがほとんどです。
そこで困るのが「倒産・廃業などですでにないメーカーの製品」と「対応窓口不明の海外製品」です。
お盆休みも終わり、昨日からフル稼働しております。
今年は幸いなことに、休み中に緊急を要するような事件は起こりませんでした。
家族のスケジュールが合わなかったため、遠出もせずにゆっくりさせていただきました。
ところで、昨日今日はやや過ごしやすい気温ですが台風が気になります。
なんでも12日に発生した15号から16日の19号まで5日連続発生は「観測史上初」とのこと。
(もはや「観測史上初」も聞きなれた感じですが...。)
今のところ影響受けそうな台風は無さそうですが、こんなハイペースで発生されるとこの先が非常に心配ですね。
話は変わって、休み前のことです。
管理させていただいているビルで、自らもカフェを経営されているオーナー様から連絡がありました。
オーナー様のお店の水栓が、不具合で水が止まらなくなってしまったそうです。
お店の内装設備に関しては当社に詳細な図面や資料がなかった為、先ずは調査にお伺いいたしました。
するとお話しでは聞いておりましたが、どうやら海外製の水栓です。
場所はトイレの手洗い場なのですが、
内装に合せてお選びになられた「レトロな(死語ではないですよね?)」デザインのものです。
水道業者さんにも聞いたのですが、やはり日本製の部品では合わないだろうとのことでした。
日本製の似たような水栓への交換工事ならやっていただけるそうです。
とりあえず写真を撮って帰り、取扱窓口が無いかどうか探すことにしました。
会社に戻ってメーカー名らしき文字で検索すると、すぐにヒット。
フランスの「オリュス」というメーカーのもので、輸入販売元も判明。
どうやら「T●T●」さんの子会社の様で、修理も「T●T●」さんでやっていただけそうです。
※私が疎いだけで、有名なメーカーなのかも知れません。
早速、修理の見積もりを依頼し、只今オーナー様にご検討頂いております。
水栓交換の見積もりも併せてお出ししましたが、やはり国産品の倍近く掛かりそうです。
それでも今回は、修理の依頼先がすぐに見つかって良かったです。