2018.09.29設備
排水管に通気弁を設置
管理ビルの同じ部屋で頻発していた排水管の詰まり。
効果について確証はないものの、最善と思われる方法を選択、実施することになりました。
何とか奏功して欲しいものです。
今年6月に発生した「2日連続の排水管詰まり」(関連記事へリンク)の件で、
先日、対処工事が実施されました。
取り回しの問題で詰まりやすい箇所がある配管(関連記事にリンク)なのですが、
何度かオーナー様、施工業者と協議を重ね、
①ビル全館(各室内)の排水管清掃
②詰まりが頻発している部屋の排水管に通気弁を設置
を実施することに決まりました。
①については、築後8年になりますが、初めての実施です。
②は、6年前にも検討されていました。
(排水管内にもっと空気を取り込む必要があるのでは、という見立てが業者さんから出ていたそうです。)
その時は、見た目の問題もあって洗面台下部への設置を検討していたのですが、スペースが確保できず見送りに。
今回、見た目は後回しにしてトイレ内へ設置することに決定しました。
7月中に発注したのですが、7~8月の夏休み期間中、
業者さんは学校施設の仕事が詰まっていて、お盆休みもあり、結局9月まで待つことになりました。
(同時期に、ほかのビルでも排水管清掃のご依頼をオーナー様からお受けしたのですが、
やはり同じ理由で9月までお待ちいただきました。今後はこの時期の排水管トラブルは要注意ですね。)
こちらのマンションは働いてらっしゃるシングルの方が多く、日程調整には苦労しましたが、
先日無事に作業完了いたしました。
①原状の点検口
②配管立上げ
③通気弁設置完了
入居者さんには申し訳ありませんが、苦肉の策としてご了承いただきました。
(もちろん臭いは上がってきません。)
これで詰まりが解消してくれることを願いたいところですが、しばらくの間は経過観察が必要でしょう。