2019.12.07設備
光回線
2023年1月末のNTTを始め、各社のADSLサービスが、来年以降次々と終了を迎えます。
利用者数の減少や設備の維持管理の問題などが理由のようですが、
光回線への切替がより一層進んでいくことでしょう。
弊社管理ビルでも、今後はテナントさんからの相談が増えそうです。
私の場合、自宅のネット回線はケーブルTV会社のサービスを利用している為、
実はADSLにはあまり馴染みがありません。
そんな訳でサービス終了を知ったのも、ここ最近のことだったと思います。
(NTTの発表は2年前(NTT東日本HPへリンク)でした。)
サービス終了を見越してかと思いますが、管理ビルのテナントさんから、
光回線への切替の相談が増えてきています。
勿論、テナントさんがより快適にお使いいただくためですので、
必要な許可などをオーナー様から頂くご協力はいたします。
ただ場合によっては、配線が通せなくて
「壁かサッシ枠に穴を開けさせて欲しい」なんてこともよくあります。
そのため弊社では、工事業者さんに必ず事前調査による配線経路の確認をしてもらい、
必要に応じて図面の提供や現地立会いもするようにしています。
通常、プロバイダへ申込をすると、工事日に業者が訪問し、
その場で工事開始となるケースがほとんどのようです。
二度手間かとは思いますが、オーナー様の大切な資産ですので、
勝手に穴を開けられては困ります。
昨日もロードサイドのビル1階に入居されているテナントさんの要請で、
配線経路の事前調査に立ち会ってまいりました。
こちらのビルの2階から上は、弊社の管理外でほぼ立ち入ったことが無く、
また図面資料なども無いため、現地での確認が必要でした。
工事業者さんと2階へ上がってみたところ、すぐにMDF盤が見つかりました。
調査の結果、MDF盤からの配管が1階店舗の天井裏まで通っていて、
全く問題無く引き込めることが分かり一件落着です。
今回は簡単に済みましたが、過去には経路が確保出来ずに苦労したケースも。
また機会があれば書いてみたいと思います。