久々の更新です。
この2週間は、落ち衝いてブログを書く余裕もなく、本当にバタバタでした。
記事にしたいこともいくつかありますので、これから少しずつ書いていこうと思います。
本日は、その一つ目です。
Sビルといえば、直近で外壁の防水工事を終えたばかりです。
商店街の角地に建っているのですが、今回防水をやり替えたのは通りに面した2面(隅切りを入れると3面?)です。
あとの2面は隣のビルと隣接していて、人が一人通れるかどうかといった幅しかありません。
当然開口部もほとんど無く、室内側も雨漏りの形跡が無かったため、今回の防水工事の対象から外れてました。
実はこのビル、地下1階に居酒屋さんが入居中なのですが、以前にも漏水したことがあります。
場所と原因は大体わかっていて、今回も先日の雨の時に同じ様に漏れてきたそうです。
漏水箇所は店内隅の「壁」からで、本来その壁の外側上部には排煙窓がある箇所です。
そこは丁度狭い隣接ビルとの間に面していて、
幅約25cm、深さ約1.5mほどの「ドライリア」が設けられ、そこに排煙窓が設置されています。
地盤面より低いので(土手はありますが)多量の水が流れてくれば溜まりますし、
溜まった水は排煙窓の隙間から侵入してくるという具合です。
対策としてドライエリアの底部から排水し、さらに下の湧水槽へ流すドレン管を設置してはいるのですが、
ゴミなどが詰まって機能しなくなることもあります。
水槽清掃時に業者に詰まりの除去も依頼はしておりますが、ドライエリアの上部が写真のような状態ですので、
すぐに詰まってしまう可能性は高そうです。
隣のビルとの間です。
右側壁沿いの奥の方にドライエリアがあります。
ドライエリア上部から。
幅が狭く、下まで手が届かないそうです。
かなり厄介です。
また、先ほど店内の「壁」と書きましたが、排煙窓がすべて造作の壁で塞がれた状態なのです。
そのため、室内側からドライエリアの点検や清掃も出来ません。
今のところ、次のような流れで解決を図れればと考えてます。
①隣接ビル所有者さんにも現地の状況を確認してもらい、ゴミ・不用品の撤去
②ドライエリアの清掃
③ドライエリア上部に雨除けの庇設置を検討
④テナントさんに室内側を点検可能な状態に改造してもらう
現在、各所調整中です。(梅雨入り間近なので、早急に進めたいところです)
進捗ありましたら、書かせていただきます。