連絡があったのは、以前も登場した仏具屋さんです。
電話で話を聞いた限りでは、トイレが詰まっている様子もなく、便器の水も普通に溜まっているそうです。
従って破封(便器の水が無くなり排水管の悪臭が入って来ること)ではないようです。
しかもトイレよりは店内の方で臭う気がするとのこと。
よくよく聞くと、こちらの店舗は元コンビニだったのですが、以前厨房があった辺りです。
引渡時はグレーチングやグリストラップなどが残っていたのですが、
テナント側で撤去工事をすることになってました。
ところが、一部の配管などは残したまま床の造作をしたようなのです。
ここが一番怪しいとにらんで、現地へ向かいました。
到着して先ずはトイレを確認。
臭いが入りそうな箇所は便器と手洗い以外には無さそうです。
いずれも封水は問題無さそうで、臭いもしてません。
後は店内ですが、生憎この時点では臭いは感じられません。
配管は床下で点検口もないため、すぐには確認不可能です。
「原因不明」のままですが、これ以上は調べようもないので一旦引き上げることに。
帰り際にお店の方と今後についてお話ししていると「外から臭いがしてるのでは?」と新たな意見が。
以前のブログの通り、こちらの物件、定期に排水管の高圧洗浄をすることにして、
実は今年1月にやったばかりです。
(最初は様子見で半年後、その後は毎年1月に実施の予定でした。)
なので、排水管は詰まっているわけない・・・、はずでした・・・。
(最初から可能性は無しと考えていたので、そのまま帰ろうとしてたのですが)
念のため外へ出て、桝のフタを何ヶ所か開けてみてビックリ。
(フタを開けるために一応マイナスドライバーは持参。)
3ヶ月前に掃除したばかりとは思えないくらい、かなり奥の方まで溜まってるのを確認。
詰まりの元は道路際の最終の桝内で、汚物が固まりフタをした状態になってました。
すぐにオーナーに連絡し、清掃業者を手配。
この機会に詳細なスコープ調査を実施して、根本的な解決方法を提案してもらうことにしました。
大掛かりな工事にならなければ良いのですが...。
結果はまたご報告します。