弊社入居ビルの修繕工事(関連記事へリンク)ですが、予定ではあと2週間ほどで足場の解体に入る予定です。
ただ、予想以上に要修繕箇所が多かったことや天候の不順などで、少し遅れ気味のような印象です。
(素人目線なので、実際のところはわかりませんが・・・。)
ところで、以前の記事(関連記事へリンク)で石綿に関する事前調査の義務化について書きましたが、
今回の大規模修繕工事の中で、正にその流れを目の当たりにすることとなりました。
石綿が含まれていることが判ったのは、外階段の塗装部の下地部分です。
※写真中央のような爆裂が計2か所ありました。
ごく微量ではありますが、施工前に検体を採取し検査会社に依頼したところ判明したそうです。
レベル3と言われる比較的飛散性の低い建材区分のため、労基署への作業届などは必要ないものの、
調査結果の報告や近隣向けの掲示などをする必要があります。
もちろん作業は飛散対策の被覆をした上で行います。
※エントランスに調査結果などを掲示しました。
こうした経過について、オーナー様と一緒に工事業者さんの説明を受けまして、
テナントさんへの説明には私も同行することにしました。
石綿についての説明から始まり、工事箇所と日時、そして作業中は外階段への立入りと
扉の開放をご遠慮いただくようお願いをしました。
各テナントさんの反応は、特に驚いたり怖がることなどもなく、受け入れていただけたようでした。
そして先日、無事に該当部分の補修は完了しました。
※あとは塗装作業を待つ状態です。
工事業者さんに聞いたところ、法改正による検査の急増で、検査会社はパンク寸前みたいです。
料金も上昇傾向のようなので、今後は各種工事の費用に反映されることは避けられないかもしれません。