ビル外構のタイル破損

連絡があったのは、管理ビルの１階に入居しているテナントさんからです。
破損した箇所は、お店入り口のほぼ正面。大きさはタイル３枚分。

管理の履歴を確認すると、５年ほど前にもほぼ同じ箇所の補修履歴がありました。

テナントさんはお客さんの出入りも多い物販店舗ではありますが、
経年劣化にしては破損するのが早すぎます。

という訳で、一応ほかの原因も探ってみることにしました。

 

先ず思い浮かんだのは、店舗の納品など搬出入時に関わる破損です。
写真の通り段差の角の部分ですので、トラックが乗り上げたりしていないか？という疑いです。
また、カゴ車や台車を店内に入れる際は、向かって左側にあるスロープを通る決まりなのですが、
果たして守られているのか？という疑念もぬぐえません。

 

お店の方に搬入時のことを聞いてみましたが、
前記のようなことは無く、台車などもちゃんとスロープを通っているとのこと。
（信じましょう。）

 

やはり単なる劣化なのか？

 

数日後、頼んでいた業者さんから修理の見積りが届きました。
予想以上に高い金額を見て「？」。
写真も添えられていたのですが、打診点検を実施した結果、
広い範囲にタイルの「浮き」があって、そこからの水の侵入が原因とみられるようです。

※囲っている範囲に浮きあり

原因に関しては納得です。
５年前は、はがれた箇所を直しただけのようでしたので。

「浮き」がある範囲のタイルをはがして下地から補修するため、
修理の金額もそれなりに掛かるわけでした。

只今オーナー様にご検討いただいてます。