本当に台風が多い年です。
今週末には次の25号が、24号と似たようなコースで接近してくる予報です。
「もういい加減にして欲しい」というのが、皆さん共通の思いでしょう。
24号は10月1日の未明から明け方にかけて、関東の近くを通過しましたが、
特に「風」の威力はすさまじく、久しぶりに恐怖を覚えました。
私同様、なかなか寝付けなかった方も多かったのではないでしょうか。
各地で観測史上1位の記録を叩き出したようです。
管理物件でどれほどの被害が出ているか?
出社後、恐る恐る電話が鳴るのを待ちます。
(居住用物件も多少ありますが、当社はテナントビル管理がメインのため、
被害状況が明らかになるのは各テナントさんが出社されてからになります。)
結果、被害があったのは3件でした。(思ったより件数は少なかったです。)
うち1件は、雨漏りの修繕を手配中のテナントさんで想定内。
もう1件は、「網戸が破れた」という軽微なもの。
そして最後の1件が最も大きな被害で、バルコニーのフェンスが歪んで倒壊寸前という状態です。
不動産屋さんが入居されているビル2階のバルコニーなのですが、
「まだ強い風が吹いていて、落下の危険性もある」との連絡を受け、オーナー様に報告した後、現地に急行。
途中、業者さんにも連絡し、調査を依頼。
朝から大忙しの様でしたが、運よく移動の合間に落ち合うことが出来ました。
以下、現地の写真です。
真中で折れ曲がり、触るとグラグラしています。
フェンスが歪んだためと思われますが、ガラスが3枚割れてました。
幸いバルコニーは隣のビルとの間にあって、下を人が通ることは無さそうですが、
落下すると隣のビルを傷めてしまいます。
翌日に重たいガラスを外す作業をしていただくこととして、
本日は落下防止のためにワイヤーを廻して固定してもらいました。
その後は、オーナー様に詳細を報告。
風災として損害保険が適用になりそうなので、保険屋さんにも確認しながら修繕を進めることになりました。
今年は全国的に、保険屋さんも大忙しなことでしょう。
とりあえずは最も恐れていた、「看板」「外壁」などが落下したり飛んだりして、
人や物に危害を加える事故が起きなくて良かったです。