2018.07.21設備
当たり年?(...エアコン故障の)
毎日、異常な暑さが続いています。
管理会社として、この時期に一番起きて欲しくない事案が「エアコン故障」なのですが...。
やはり何事もなく夏を乗り切れるほど甘くは無いようです。
例年であればそろそろ梅雨明けするかどうかという時期なのでしょうが、関東はすでに6月末に梅雨明け。
全国的に毎日40度近い気温が観測されるという「猛暑」が続いています。
熱中症による搬送、死亡も増えているようで、皆様もお気を付け下さい。
こうも暑い日が続くと、フル稼働している「エアコン」に関する不具合の対応が当然増えてきます。
テナントビルの場合は、点検・修理に関して2通りのケースがあります。
先ず、エアコンをテナントさんにて設置された場合(残置物の継承含む)は、
修理の手配から費用負担まで全てテナントさんにお任せになります。
(お店のスタッフさんには申し訳ないですが。管理会社としては肩の荷がおります。)
それに対して、エアコンがオーナー様が設置された資産である場合は、
オーナー様や管理会社にて修理手配をする必要があります。
(メンテナンスなどテナントさんにお願いするケースもあります。⇦関連記事にリンク)
テナントビルでは、特に空中階は事務所仕様で貸している部屋も多く、
その場合は空調機はビル設備となっているケースがほとんどです。
今年は今のところ、テナントビルに関しては後者のケースはまだ数件で、
対処中も含めてクレーム事案は発生してません。
ところが、今年は賃貸マンションでのエアコン不具合が頻発していて、連日対応に追われています。
機器の管理リストで照合すると、設置から10年前後のものばかりです。
(10年で壊れる「都市伝説」のような話もありますね。)
住居の場合は、寝食する場ですからテナントさん以上に事態は深刻です。
熱中症も室内での発症がかなりの割合に登るようですので、なるべく早く対応したいのですが、
時期的にメーカー・業者ともスケジュールが埋まっていて、お待たせするケースも発生してます。
先ほどのリストを見ると、同じく10年前後かそれ以上に古い年式のエアコンがまだまだあります。
これ以上不具合が起きないことと、早く涼しくなることを願うばかりです。