2019.04.20消防
テナントビル消防訓練
多くのテナントビルでは、年に1回若しくは2回以上の消防訓練が義務付けられています。
訓練の実施責任者・義務者はビルや店舗の管理権限者、防火管理者ですが、
私ども管理会社は、オーナー様の訓練実施のサポートも行ってます。
日中は気温が20℃を超えるようになり、ここ数日は暖かい日が続いてますね。
先週は都内近郊で雪が降ったりもしたのですが、季節の進行は早いものです。
ここ横浜周辺の桜の木も、すっかり緑色に染まって来ました。
昨日は久しぶりに消防訓練の立会(関連記事にリンク)があり、
今回は期待の新人君にも経験のために同行してもらいました。
こちらのビルでは、消防用設備点検の時に、
点検業者の方に協力をしてもらいながらの訓練実施が恒例となっております。
先ずは各テナントの参加者さんが集まったところで、
手作り感一杯の「防火管理ポケットマニュアル」を配布。
それに基づいて、火災発生時の取るべき行動を一連の流れとして説明。
※消防庁作成のものを流用したものです。
その後は業者の方から、消火器の操作方法を説明いただき、
実際に皆さんに水消火器で噴射を体験してもらいました。
説明を聞いて理解しても、実際に操作していただくと
上手くできない方もおられましたので、やはりこうした訓練は必要だと感じました。
ちなみに消火器を使う場面は、我々は素人ですので、あくまで「初期消火」のみです。
「初期消火」の対応をするのは火が小さいうちで、目線より高く炎が上がったら即避難です。
テナントビルでの火災が、相変わらず各地で起きています。
各テナントさんへの注意喚起は継続が必要ですね。