早くも1年の半分が過ぎました。
梅雨が明けたと思ったら、北海道や西日本の方では大雨で大変な災害が発生しています。
被害に遭われた地域の方には、心よりお見舞い申し上げます。
SNSの普及もあって、昔よりも生々しい災害の映像を目にするようになりました。
そのたびに「うちの管理物件だったら...。」と思うとゾッとします。
今回は「たまたま」北海道や西日本だっただけで、ここ関東でいつ発生してもおかしくないのだと思います。
※画像はイメージです
幸い、管理しているテナントビルで「山・崖」の近くに建っているものは無いのですが、
「川」の近くとなるといくつか思い当たります。
というか弊社の地元横浜駅周辺は、全国で初めて「浸水被害対策区域」に指定されてました。
「浸水被害対策区域」については、リンクをご覧ください。
局地的な大雨(いわゆるゲリラ豪雨)による浸水対策として、助成金も使いながら、
その区域内に建つビルに「雨水貯留施設」の設置・整備を進めていくそうです。
取引対象物件が「浸水被害対策区域」内にあって「雨水貯留施設」を有している場合は、
一定の事項を重要事項として説明することも義務付けられました。
(説明の対象となる物件はまだ少ないと思われます。)
横浜駅周辺に限らず、管理ビルに入居されるナントさんには
以前より「洪水ハザードマップ」などを必要に応じて渡すようにしています。
「起こりうる危険」を、極力事前にお伝えするためですが、
やはり「知っている」のと「知らなかった」では、いざという時の行動が違ってくることでしょう。
場合によっては生死を分けることになるのかも知れません。
そういえば、行政機関でも「ハザードマップ」をアップデートしているかも知れませんので、
この機会に今一度、各管理ビルの危険性の見直しを図ろうかと思います。
(今後の「床上浸水」の対策を練る前に、今現在の「雨漏り」案件(関連記事へリンク)の対処を急がねば...。)